水道の水漏れなどが頻繁に起きるようになってくると、それは蛇口の交換時期かもしれません。
大体蛇口の寿命は十年とされており、家族が多い家庭で頻繁に水道を使っていると寿命も短くなります。蛇口の交換は素人の方でも簡単に出来るので、自分で交換してみたい方は是非挑戦してみると良いでしょう。
交換に必要な道具はモンキーレンチやラジオペンチ、六角ナットを回す道具やマイナスドライバーなどがあると良いでしょう。他にも新しい蛇口やシールテープ、いらなくなった歯ブラシなどもあると便利です。
蛇口はホームセンターなどで売られているので、必要な工具と一緒に購入すると良いでしょう。
まず水道関係をいじる時には必ず水道の元栓を止めます。この作業を行わないと作業中に水が溢れて来てしまうので、忘れずに元栓を止めましょう。
次に蛇口を掴んで根元を時計回りと反対側に回します。この時にモンキーレンチを使って回すと取り外しが簡単になります。
蛇口を無事に外せれば後は組み立てるだけなので簡単です。蛇口を外すと配管内が覗ける様になるので、いらなくなった歯ブラシなどを使ってゴミや錆などを掃除するようにしましょう。
掃除が終わりましたら新しい蛇口を取り付けます。新しい蛇口の取り付け部分にシールテープを巻きましょう。
シールの巻き方は、取付脚のネジ方向の逆巻きに巻きます。このようにする事でシールテープが巻きついてくるのできつめに7回~13回位を目安に巻きつけましょう。
この作業が終わりましたら、本体を配管部分に時計回りに回して取り付ければ終了です。
後は水道の元栓を開ければ交換が終了になるので、使用してみて水漏れが確認出来なければこれで終わりです。
ただこれは一般的は蛇口である「壁付き単水栓」の交換方法なので、蛇口によっては素人では交換が難しい場合があります。
特にキッチンなどにある蛇口を回さずに上に上げるタイプの「台付きワンホール水栓」などは素人では交換が難しくプロに任せた方がいいかもしれません。
交換方法は動画やサイトなどがあるので交換方法は判りますが、いざやってみると難しく感じる事があると思います。蛇口によってはシンクに潜って行う作業も出てくるので、面倒だと思った方はプロに任せた方が時間の節約にもなりますし、余計な部分を壊さなくて済むでしょう。