最近の新しい家庭では混合栓が多くなってきました。特に最近多いのがシングルレバー混合栓を使っているご家庭です。
従来は左右のハンドルを回してお湯の温度を調節していたのに対して、シングルレバー混合栓は片手でお湯を出すことが出来るので便利になりました。
ただし便利になった反面、内部構造が複雑になっているので、自分で修理するのが難しくなってしまった点があります。
また従来のような単水栓の場合には、水漏れなどがしたら簡単に修理できたのに対して、シングルレバー混合栓は水漏れの修理も大変で手間がかかる作業になりました。
このシングルレバー混合栓はキッチンなどで見られる事が多く、洗面台などにも多く使われています。
お風呂場などでも混合栓の傾向が強くなってきており、サーモスタット付きの混合水栓が主流になってきています。
このサーモスタット付き混合水栓のすごい所は、従来のサーモスタットが付かない混合栓だと温度調節をする際に色分けされた部分を目安に温度調節しなくてはいけなかったが、サーモスタットが付いている場合にはそのような手間は必要ありません。
サーモスタット付き混合水栓の場合には、水道水の温度に関わらず同じ温度のお湯が出てくるので、夏でもダイヤルの位置を変えなくても良いので、入浴するたびに温度調節をする手間がなくなる点が魅力でもあります。
よくシャワーを浴びる際に、冷たい水を体にかけてヒヤッとした思いがある方も多いと思いますが、サーモスタット付き混合水栓ではそのような事がなくなるので心臓にも良いかもしれません。
ただしサーモスタット付き混合水栓の修理はシングルレバー混合栓よりも複雑なので、素人の方には修理はおすすめ出来ません。
特にサーモスタット付き混合水栓の故障で多いのは、温度調節が出来なかったり、水漏れなどがするケースです。
10年以上も使用しているとサーモスタット付き混合水栓は色々な箇所で故障が出てきます。
サーモスタット付き混合水栓が故障した際は修理するよりも、買い替えを検討した方が良いでしょう。
混合栓の寿命は大体10年から15年位が目安なので、ある程度年数が経過をしたら寿命かもしれません。
その理由には、10年も使用していると水漏れ意外にも色々な部分で故障が出てくるので、水漏れを直しても他の部分で故障が出てきます。
混合栓は機械と同じなので寿命が来たら交換する方が安く済む事もあります。