火災保険を安くさせたい人も多いと思います。
火災保険は会社によって値段もプランも違うので、事前によく調べてから契約すると良いでしょう。
火災保険を安くさせる為には色々なコツがあり、まずは補償範囲の見直しが効果的だと思います。
補償範囲とは火災保険の範囲は火災、落雷、水害、水漏れ、爆発など幅広く範囲が設定されています。
確かに保険は転ばぬ先の杖と言う通り、あらゆる範囲を想定して加入するのが良い事ですが、物件によっては必要性の薄い補償まで加入しているケースがあります。
具体的にはセキュリティーがしっかりしているマンションに住んでいる方に盗難補償が付いていたり、高層マンションに水害補償がついているケースがあります。
立地条件によって必要かもしれませんが、業者の言いなりになっていらない範囲を入れている可能性があるので、見直しによって火災保険を安くさせる事が出来るでしょう。
また火災保険を長期契約する事で安くさせる方法もあります。
ただ2015年までは住宅ローンと火災保険を合わせて35年まで契約可能でしたが、現在では最長10年までしか長期契約する事が出来なくなってしまいました。
ただし最長の10年契約をした際には通常よりも約18%安くさせる事が出来るので、保険料を安くさせたいなら長期契約を行うと良いでしょう。
具体的には年間30000円の火災保険料が10年契約にすると30万円かかるところを、長期契約をすれば246000円で済む事になり54000円お得になります。
最初に支払う料金が高くなってしまう点がデメリットでもありますが、54000円もお得になると聞くと魅力的だと思います。
他にも自己負担額の見直しによって火災保険を安くさせる方法も効果的です。
火災保険には一部の補償に自己負担額が設定されている事があります。
自己負担額とは、発生した損害がそれ以下である場合には補償範囲ないであっても保険金を支払わないという事を言います。
この自己負担額を設定する事で保険料を安くさせる事が出来るので、もう一度保険契約の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
確かに自己負担額を設定する事で損害が生じた時に保険の役目を果さないのではと思いがちですが、自分の資産では対応出来ない程の大きな損害が生じた時だけ保険を使えるようにしておけば、困った時に保険の役割を果してくれます。
火災保険は定期的な見直しにより安くさせる事が出来ますし、法律の改正によって補償内容も変わっています。
保険の見直しは面倒ですが、年間数万円も変わることがあるので定期的な見直しを検討してみてはいかがでしょうか。