意外と知られていませんが、冷蔵庫からも水漏れを起こします。水漏れの原因には色々考えられますが、自分である程度対処する事も可能なので、原因を一つ一つ解決していくと良いでしょう。
冷蔵庫が水漏れする原因で一番多いのが、冷蔵庫の霜が原因で水漏れを起こすケースです。
最近の冷蔵庫には、自動で霜を取ってくれる機能がついていると思います。この自動霜取り機能は、霜が取るタイミングになると勝手にヒーターが作動して霜を取ってくれています。この霜は水になって排水ホースに流されてドレンパンという部分に溜められます。
そしてこの溜められた水はコンプレッサーから発する熱によって蒸発させており、この動作を繰り返し行っている事で冷蔵庫の中に霜が出来ないようになっています。
正常な時にはこの動作の繰り返しで水漏れもしないのですが、このサイクルのどこかに故障や原因があると水漏れを起こす事になります。
冷蔵庫の中に水が溜まっている場合には、自動霜取り機能の故障が考えられます
食品に霜が降りており、水滴が溜まっている場合には自動霜取り機能が故障しているので、業者にお願いするしかありません。
また冷蔵庫の床などが濡れている場合には、自動霜取り機能は正常に動いており、水を溜めておくドレンバンの故障が考えられます。
これは排水ホースが上手くドレンバンに設置されていなかったり、ゴミなどが溜まってコンデンサーが上手く蒸発させられなくて水漏れを起こしている原因になっているので、ドレンバンを掃除してみましょう。
また古くなった冷蔵庫によくあるのですが、ドアのゴムパッキンが劣化により機能しなくなっており、水漏れを起こしている事もあります。ゴムパッキンが劣化すると、冷蔵庫の中がきちんと冷やせなくなってしまって結露が溜まってしまいます。
この結露が原因で水漏れを起こしていたりするので、ドアがきちんと閉められているのかを確認してみましょう。
他にも物を多く詰めすぎて水漏れを起こす事もあるので、水漏れを確認したら掃除や冷蔵庫の整理などを行うと良いでしょう。
冷蔵庫の寿命は約10年位なので、古い冷蔵庫を修理するなら取り替えた方が安くなる事もあります。
冷蔵庫の水漏れが原因で床を張り替えになることもあります。そうなると自分で治すのは難しいので、北陸水漏れサポートセンター(0120-951-899)までご連絡いただければと思います。