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カテゴリ:火災保険

火災保険の選び方

  • 火災保険
  • 火災保険の選び方って難しいと思います。

    火災保険も他の生命保険や自動車保険と同じで、会社によって対象範囲や条件が違うので事前にきちんと比較してから選ぶ事が重要と言えるでしょう。

    まず火災保険の選び方で重要になってくるのは、保険対象をどこまでにするかです。火災保険の対処には建物だけなのか、それとも家財も対象にするのかで保険料が変わってきます。
    ただし保険会社の建物と家財という認識は、我々が思っている家財とは若干対象が違うケースもあるので、事前に保険会社に確認しておきましょう。

    例えば便器や調理台、浴槽などは建物の対象になり、テレビ、パソコン、カーテンなどは家財扱いになります。保険会社によってエアコンなどは家財だったり建物に分類される事もあるので、火災保険を選ぶ際にはまずは対象になる物をしっかり認識しましょう。

    次に建物の構造によって値段が随分変わる点も注意が必要です。
    保険会社も火災によって被害が受けやすい建物は保険料が高く設定されており、火災によって被害が受けにくい建物は保険料を安く済ませる事が出来ます。
    具体的には、木造住宅と鉄筋では保険料が5倍違うケースもあり、木造住宅の方が保険料が高くなります。
    また火災保険では住宅の丈夫さで保険料を決めているので、火災保険料を少しでも安くさせたい方は丈夫な住宅を建てると良いでしょう。

    火災保険における丈夫な住宅とは「M構造」「T構造」「H構造」という3段階に分類されており、一番保険料が安いのがM構造とされています。
    M構造とは耐火建築物の共同住宅や一般のマンションを指します。

    次に安い構造としてT構造があげられ、これはマンション以外の耐火建築物が該当します。
    M構造やT構造は火災に対してしっかり対策されている建物を指し、鉄筋コンクリート構造や防火扉がある建物を該当します。
    H構造は、M構造とT構造に該当しない建物がH構造になり、保険料が一番高い建物が対象になります。
    具体的には木造住宅がH構造になりますが、木造住宅でも木材の表面を石膏ボードで覆っていたり、防火構造の外壁材を用いると準耐火構造になるので、保険料が安くなるケースもあります。

    火災保険は住宅を持っていれば継続的に払わなくてはいけない保険です。まだマイホームを持っていない方は、将来家を建てる際には火災保険が安くなる構造で建てると年間コストも安く抑えられるので、火災保険を考えて建てるよ良いでしょう。
    また、もうマイホームを持っている方は、保険会社の変更によって費用を安く抑える事が出来るので、火災保険の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。

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